2026年 DeepSeek値上げとQwen開放・GLM-5.3:ピーク料金の再計算と判断
わずか5日のあいだに、中国の主要AI研究所が表面上は矛盾する三手を打ちました。DeepSeekは一部の課金項目でAPI料金を最大約1,100%引き上げ、同じ週にアリババはこれまで公開していなかった2.4兆パラメータの旗艦ウェイトを開放し、智譜AIはGLM-5.3で基盤を再訓練せず後訓練だけでコーディングベンチをおよそ6倍に伸ばしました。三手を重ねると、価格そのものではなく「価格を決める力」を争う局面へ移ったことが見えます。
1. 請求を見誤る3つの判断ミス:見出し・最安前提・スリープするノートPC
値上げの見出しだけを見てルーティングを変えると、請求は一桁ずれます。先に次の三つを切り分けてください。
- 「11倍」「約1,100%」「350%」を同一の値上げと読む:いずれも正確ですが、指している行が違います。キャッシュ命中入力、出力、キャッシュ未命中入力です。混ぜると請求規模を一桁見誤ります。
- 公式DeepSeek APIが常に最安だと仮定する:ピーク時は、公式の表示価格が一部再販(GMI Cloud、Novitaなど。現時点でV4 Proを新公式ピークより低く掲げています)を上回ります。「中国モデル=最安モデル」は、もはや安全な初期値ではありません。
- ピークに敏感なAgent評価を、スリープするノートPCで回す:公式発表は、より柔軟な負荷スケジュールを求めています。北京時間のオフピーク中に蓋を閉じると、高い時間帯を意図せず買うことになります。
2. 2026年8月のタイムライン:何が、いつ起きたか
| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年7月16日 | Moonshot AI が Kimi K3(2.8兆パラメータ)をオープンウェイト公開。米側の安全保障上の注視を招く |
| 2026年8月2〜3日 | アリババが Qwen3.8-Max をプレビューし、続けてホスト型APIとして投入 |
| 2026年8月10日 | Meta が Muse Glimmer(30B、Apache 2.0)を公開し、旗艦 Muse Spark 1.2 のオープンウェイトを予告 |
| 2026年8月12日 | アリババが Qwen3.8-2.4T-A95B のオープンウェイトを Hugging Face/ModelScope に公開。同日 xAI が Grok 4.6 を投入 |
| 2026年8月13日 | DeepSeek-V4-Pro が GA。8月17日発効の値上げを発表。Google が値下げした Gemini 3.7 Flash を投入 |
| 2026年8月14日 | 智譜が GLM-5.3 を投入。GLM-5.2 と同じ7430億パラメータ基盤を再利用 |
| 2026年8月17日 0時(北京時間) | DeepSeek の新料金が発効 |
さらに引いて見ると構図ははっきりします。7月30日、OpenAI は最安帯の GPT-5.6 Luna を80%値下げし、8月6〜7日には Luna を無料の既定モデルとし、テキストチャットを無制限にしました。中国側が値上げと旗艦ウェイト開放を進める同じ時期に、米国側は消費者層で値下げと無料化を進めています。偶然ではなく、同じ価格競争の両面です。製品単位の先行整理は、Qwen3.8-Max 発表、V4-Flash 正式版ベンチ、GPT-5.6 Luna の80%値下げを参照してください。
3. 実数対照:DeepSeek値上げ・Qwen仕様・GLM-5.3ベンチ
DeepSeekの項目別値上げ(2026年8月17日0時・北京時間発効。ピークは北京時間9時〜12時および14時〜18時)
| 課金項目(100万トークンあたり) | 旧料金 | 新オフピーク | 新ピーク | ピーク増 |
|---|---|---|---|---|
| V4-Flash キャッシュ命中(入力) | ¥0.02 | ¥0.05 | ¥0.10 | 約400% |
| V4-Flash キャッシュ未命中(入力) | ¥1.0 | ¥1.5 | ¥3.0 | 200% |
| V4-Flash 出力 | ¥2.0 | ¥4.5 | ¥9.0 | 350% |
| V4-Pro キャッシュ命中(入力) | ¥0.025 | ¥0.15 | ¥0.30 | 約1,100% |
| V4-Pro キャッシュ未命中(入力) | ¥3.0 | ¥4.5 | ¥9.0 | 200% |
| V4-Pro 出力 | ¥6.0 | ¥13.5 | ¥27.0 | 350% |
各媒体が引用した「1,100%」は、ピーク時のキャッシュ命中入力に限ります。もともとほぼ無料に近かった行です。実請求で効くことが多い出力は350%です。第三者の独立試算では、月間およそ8,400万トークン、大半がオフピーク、命中率およそ半分という重い負荷で、請求増は約1.8倍です。実増ではありますが、最も煽る見出しよりはかなり下です。
Qwen3.8-2.4T-A95B(Qwen3.8-Max オープンウェイト)の主要仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| パラメータ | 総量2.4兆、トークンあたり活性950億(95B)。MoE、専門家512、ルーティング10+共有1 |
| コンテキスト窓 | オープンチェックポイントはネイティブ262,144トークン、約1.01Mまで延長可。ホスト型Maxは既定1M |
| 公開ペース | 8月2日プレビュー → 8月3日API公開 → 8月12日オープンウェイト |
| API料金(国際) | 入力 100万トークンあたり2ドル、出力6ドル |
| ライセンス | Apache 2.0ではない。独自の「Qwen3.8-Max License」 |
| 位置づけ | アリババがMax級(旗艦)をオープンウェイト化した初例。Qwen3.5/3.6/3.7 Max はAPIのみでした |
GLM-5.3とGLM-5.2:同じ基盤、後訓練のみ
| ベンチマーク | GLM-5.2 | GLM-5.3 | 変化 |
|---|---|---|---|
| Terminal-Bench 3.0 | 4.6% | 28.3% | +23.7ポイント |
| DeepSWE v1.1 | 46.2% | 66.9% | +20.7ポイント |
| Agents' Last Exam(CLI) | 23.8% | 28.5% | +4.7ポイント |
| CyberGym | 77.2% | 84.5% | +7.3ポイント |
| AutomationBench | 26.2% | 48.2% | +22.0ポイント |
以上は智譜の自己申告値です。第三者による独立再測定は、本稿時点では公開されていません。GLM-5.3 は Terminal-Bench 3.0 で GPT-5.6 Sol(34.6%)と Claude Fable 5(33.7%)を下回ります。オープンウェイトとしては上位ですが、旗艦全体の首位ではありません。
4. 3社の戦略を分解する:容量・ライセンス・後訓練
DeepSeek:一律安値から時間帯別へ。戦略転換ではなく容量の可視化
最も多い読み違いは、「中国最安モデルがついに粗利に屈した」という解釈です。料金表の形を見ると、むしろ逆です。計算資源の制約を、初めて価格表に露出させた動きに読めます。以前の一律・常時安値は、GPU容量が需要に追いついているあいだは獲得手段として機能しました。利用が指数的に伸び、容量が追いつかなくなると、どこかを明示せざるを得ません。公式発表の「より柔軟な負荷スケジュールを促す」は、企業文として「ピーク時の計算資源が不足しているので、負荷を自分でずらしてください」という意味です。
海外報道がほとんど触れていない一点があります。ピーク時は、DeepSeek公式APIの価格が、複数の第三者再販(GMI Cloud、Novitaなど。現時点でV4 Proを新公式ピークより低く掲げています)を上回ります。「公式APIがDeepSeekを動かす最安経路」という評判の中核が、初めて崩れました。
アリババ:オープンウェイトで生態系を取り、独自ライセンスで上限を守る
Qwen3.8-Max のオープンウェイト化は、単純な厚意ではありません。アリババは同時に二手を打ちました。2.4兆パラメータのチェックポイントを無料ダウンロード可能にし、同時に独自ライセンスを付けました。小型Qwenで使っていた寛容な Apache 2.0 ではありません。任意の12か月で5,000万ドル超の売上がある「Model-as-a-Service」または「AI Work Assistant」事業は、別途商用ライセンスの交渉が必要です。月間アクティブ1億以上、または月次売上2,000万ドル以上の製品は、モデル名を目立つ位置に表示する必要があります。
論理は明快です。ウェイトを渡して開発者の認知を取り(とくに海外では「中国製モデル」への企業側の躊躇が残ります)、その上に推論事業を立てられるごく少数の企業に対しては価格交渉力を残します。Meta の Muse Glimmer が制限なしの Apache 2.0 で出ていることとは、同じ「オープンウェイト」でも中身が違います。
流布した噂は、ここで明示的に否定します。アリババのライセンスが米国・EU・英国・韓国からのダウンロードを禁じている、という主張は誤りです。公開テキストに地理・領域条項はありません。公開が速い週ほど、発表スレッドではなく LICENSE ファイルを数十秒で読むことが、誤情報の再拡散を止めます。
GLM-5.3:新しい基盤ではなく、後訓練への賭け。本筋はそこです
GLM-5.3 で最も重要なのは点数ではなく手法です。GLM-5.2 と同じ7430億パラメータ基盤、再訓練なし、Terminal-Bench 3.0 でおよそ6倍(4.6% → 28.3%)です。後訓練で強化学習環境を拡大しただけです。事前学習のスケーリング則が収穫逓減を示すなか、後訓練のRL規模が独立した性能レバーになり、新しい基盤を再訓練するよりコスト床が低い、という数か月来の潮流を裏付けます。参入障壁が下がるため、OpenAI級の計算予算を持たない中堅研究所でも、Agent・コーディング系ベンチの差を詰めやすくなります。
5. 値上げ後もDeepSeekは最安の旗艦モデルか
| モデル | 入力(100万トークンあたり) | 出力(100万トークンあたり) | オープンウェイトか |
|---|---|---|---|
| DeepSeek V4-Pro(ピーク) | ¥9.0(約1.26ドル) | ¥27.0(約3.78ドル) | いいえ |
| DeepSeek V4-Pro(オフピーク) | ¥4.5(約0.63ドル) | ¥13.5(約1.89ドル) | いいえ |
| Qwen3.8-Max(国際API) | 2.00ドル | 6.00ドル | はい(独自ライセンス) |
| OpenAI GPT-5.6 Luna | 0.20ドル | 1.20ドル | いいえ |
| Claude Opus 5(アリババ比較比からの示唆) | 約5.00ドル | 約25.00ドル | いいえ |
人民元からドルへの換算は約¥7.15/1ドルの概算です。短い答えは「いいえ」です。値上げ後も DeepSeek V4-Pro のオフピークは Claude Opus 5 を大きく下回りますが、比較表のなかの絶対最安ではなくなりました。Qwen3.8-Max の国際料金と OpenAI の Luna は、いずれも DeepSeek のオフピークを下回ります。「中国モデル=最安モデル」は2025年から2026年初頭までおおむね成立していましたが、いまは安全な仮定ではありません。
6. 未検証の主張と報道の注意点
- 「1,100%」見出しは技術的には正しいが、文脈なしでは誤解を招きます。対象はピーク時キャッシュ命中入力だけで、もともとゼロに近い行です。実請求の主因になりやすい出力は350%です。媒体によって、異なる行を全体であるかのように引用しています。
- Qwen3.8-Max がアリババ自社の震悟M890チップで動くという主張(複数の中国金融系媒体が、完全国産シリコンの推論スタックの証拠として報じました)は、アリババ自身の技術文書や第三者ベンチでは独立確認されていません。ベンダー隣接・未検証として扱ってください。
- GLM-5.3 が Cursor の「深刻な脆弱性」を発見したという報告は、VentureBeat の報道と智譜自身の開示に依ります。脆弱性の具体的な技術詳細は公開されていないため、ベンダー由来であり、独立監査はされていません。
- 中国商務部がAI/半導体技術の報復的輸出規制を準備しているという報道は推測であり、未確認のメディア報道に依ります。公式発表ではありません。確定事実ではなく背景として扱ってください。
7. 背景:同時進行する二つの価格競争
枠を広げると型が見えます。過去およそ1か月、中国の主要研究所は国内金融メディアが「一周三更」(週に三回更新)と呼ぶ速度で大型公開を重ねました。DeepSeek、アリババ、智譜に加え、それ以前の Moonshot の Kimi K3(7月16日オープンウェイト、2.8兆パラメータ)と MiniMax H3 です。中国語圏の報道はおおむね、中国のオープンウェイト公開が「世界のAI産業に再価格設定を強いている」と枠付けます。英語圏の同件報道より主張が強い枠です。
一方、米国側は消費者層で逆の手を打っています。OpenAI は最安帯を80%値下げし(7月30日)、1週間後にそのモデルを全利用者向けの無料・無制限にしました(8月6〜7日)。Google は3週間前の前作の半額でコーディング向けモデルを投入しました(8月13日)。中国側が旗艦をオープンウェイト化し、計算が逼迫する上端で段階的・高めの料金を入れる一方、米国側は消費者端で無料と安値へ走っています。どちらも実在する戦略であり、ファネルの異なる層を最適化しています。
地政の層も、慎重に名前を付ける価値があります。7月の Moonshot Kimi K3 オープンウェイトは、すでに米側の安全保障上の注視を招いていました。アリババがこの窓で2.4兆の旗艦を開放したことを、規制が締まる前に国際的な認知と「技術的対等」の物語を固定する動きと読む分析もあります。情報に基づく解釈であり、確定事実ではありません。ただし英語圏の技術報道だけを読むと、各公開が孤立した製品ニュースに見え、国家単位の型は見えにくくなります。
8. 5手順:請求を再計算しルーティングを組み替える
ここからは判断を作業に落とします。日本から運用する場合、北京時間のピーク(9時〜12時、14時〜18時)は日本時間では10時〜13時、15時〜19時です。ログのタイムゾーンを先に揃えてください。
- 見出しの課金項目を分ける:約1,100%は V4-Pro のピーク時キャッシュ命中入力です。出力は350%、キャッシュ未命中入力は200%です。公式の行項目と照合してから、ルーティングやモデル切替を決めてください。見出し倍率を請求全体に掛けないでください。
- 直近30日を北京時間のピークで切り分ける:ピークは9時〜12時および14時〜18時です。APIログまたはゲートウェイログを1時間単位で集計し、ピーク比率を出します。この比率が、約1.8倍に見えるか、見出し倍率に近づくかを決めます。日本時間のまま集計すると、ピーク窓が1時間ずれます。
- キャッシュ命中率を1.8倍モデルと照合する:第三者の試算では、重い負荷・大半がオフピーク・命中率およそ半分・月間約8,400万トークンで、請求増は約1.8倍です。ピーク比率が高く、命中率が低い組み合わせで、見出しが現実になります。System Prompt を固定し、同じプレフィックスを再利用できる経路から先に命中率を測ってください。
- 出荷前にQwenライセンスを読む:個人利用と社内利用は問題ありません。任意の12か月窓で5,000万ドル超の Model-as-a-Service/AI Work Assistant は、別途商用ライセンスが必要です。月間アクティブ1億以上、または月次売上2,000万ドル以上は、モデル名の表示が必要です。地理的禁止は存在しません。発表スレッドではなく LICENSE 本文を確認してください。
- 遅延可能な作業を常時稼働のリモートMacへ置く:バッチ、回帰、夜間のAgent評価は、北京時間のピークを外すべきです。蓋を閉じたノートPCではその窓を保てません。cron または launchd を 7×24 の Apple Silicon ノードに置き、評価リポジトリは SFTP/rsync で同期してください。
# ログの時刻を北京時間に揃えてから、ピーク窓で集計する
# ピーク:北京時間 09:00-12:00 / 14:00-18:00
# 日本時間では +1時間(10:00-13:00 / 15:00-19:00)
TZ=Asia/Shanghai date
# 評価ジョブはオフピーク開始に合わせ、ノートPCのスリープに依存させない
9. オフピーク評価ホストの決定マトリックス
| 選択肢 | 向く用途 | 主な制約 | ピーク/オフピーク適合 |
|---|---|---|---|
| 個人のノートPC | 発表の精読、ルート編集、短いスモークテスト | スリープがオフピーク窓を切る。北京ピークとの時差ずれ | 下書きのみ。夜間バッチには不向き |
| 汎用クラウドの Linux VM | APIのみのバッチ、ヘッドレス回帰 | ネイティブな macOS/Cursor/Xcode スタックがない | サーバー側のオフピークには適する。Appleツール評価には弱い |
| SFTPMAC のリモート Apple Silicon Mac | 北京時間で組む Agent 評価、Cursor/OpenClaw、オープンウェイト試験 | プランと帯域の設計が必要 | 常時稼働+SFTP同期。オフピーク料金を取りにいける |
10. よくある質問
値上げ後もDeepSeekはGPT-5.6やClaudeより安いですか?
オフピーク料金は依然として Claude Opus 5 より安いですが、全体で唯一の最安ではなくなりました。OpenAI の GPT-5.6 Luna(100万トークンあたり入力0.20ドル/出力1.20ドル)とアリババの国際向け Qwen3.8-Max(入力2ドル/出力6ドル)は、少なくとも一項目で DeepSeek の新しいオフピーク料金を下回ります。旗艦級としては依然相対的に安い一方、絶対最安ではなくなりました。
アリババのQwen3.8-Maxオープンウェイトを商用製品で無料利用できますか?
ほとんどの用途では可能です。個人プロジェクトと社内利用は影響しません。例外は、任意の連続12か月で5,000万ドル超の売上がある Model-as-a-Service または AI Work Assistant 事業を運営している場合のみで、その層はアリババとの別途商用ライセンスが必要です。
Qwen3.8-Maxは米国・EU・英国の利用者に禁止または制限されていますか?
いいえ。オンラインで流れた主張は誤りです。公開ライセンスに地理的制限は一切ありません。制限は売上基準(サービスがいくら稼ぐか)であり、利用者やユーザーの所在地には結び付いていません。
GLM-5.3とGLM-5.2の実際の違いは何ですか?
基盤モデルの層では違いはありません。どちらも同じ7430億パラメータの基盤モデルを使います。性能向上(Terminal-Bench 3.0 でおよそ6倍)は、基盤を再訓練せず、後訓練で強化学習を拡大したことだけによるものです。
Metaは小型のMuse Glimmerだけでなく、旗艦モデルも本当にオープンソース化しますか?
まだです。Muse Glimmer は30Bの蒸留モデルであり、Meta の本命旗艦ではありません。CEO のマーク・ザッカーバーグ氏は、より大型で非公開の Muse Spark 1.2 のオープンウェイトが「近く」公開されると述べています。実現すれば、米国初の旗艦級オープン公開になります。本稿執筆時点では未公開であり、確定事実ではなく表明された意向として扱ってください。
出典:DeepSeek公式の料金発表。華爾街見聞、IT之家、AIGC.cn、V2EXコミュニティ議論と交差確認。アリババ公式のQwenモデル倉庫(Hugging Face/ModelScope)および南華早報(SCMP)のライセンス条項報道。智譜(Z.ai)公式のGLM-5.3技術ページ、ならびにVentureBeatとStableLearnの報道。Meta AI Research公式ブログおよびVentureBeatのMuse Glimmer報道。中国金融系媒体(第一財経、搜狐財経)による中国オープンウェイト公開周期の速度と枠付け。料金、ライセンス条項、ベンチ数値は公開時点の公開情報です。転載前に最新の公式料金とライセンスを確認し、本文で未検証とした詳細(国産チップ主張、Cursor脆弱性報告、輸出規制の噂)は独立確認されていない点に注意してください。
11. 再価格設定の価値と、ノートPCがなお落とす点
タイムライン、三枚のデータ表、横断料金は、一つの判断を支えるのに十分です。見出しを課金行で分け、北京時間のピーク比率とキャッシュ命中率で再計算してください。オープンウェイトは、ライセンスを読むまで野放しではありません。
限界も同様に明確です。GLM-5.3 の点数はベンダーの自己申告です。震悟M890、Cursor脆弱性の主張、輸出規制の噂は未検証のままです。為替は約¥7.15/1ドルの概算です。報道は、自チームのトラフィック切片とライセンス確認の代替にはなりません。
次の手が夜間バッチ、北京時間で組む Agent 実行、Cursor/OpenClaw 上での Qwen オープンウェイト試験なら、スリープするノートPCは安い時間帯を逃す経路です。スケジューラを常時稼働の Apple Silicon リモートMacに置き、評価リポジトリを SFTP/rsync で同期してください。SFTPMAC のリモート Mac レンタルは、ネイティブ macOS、低遅延の共同作業、24時間稼働を提供します。今回の料金転換を、再現可能なルーティング変更へ落とす場所として適しています。