2026OpenClaw導入Docker

2026 OpenClaw を初回導入から安全なロールバックまで:install.sh、npm/pnpm、Docker Compose、doctor チェックリスト

導入方式は アップグレード方針・データ置場・切り分け順 の選択。install.shnpm・pnpmDocker Compose を比較し、Node・18789、バックアップ、status→到達→doctor→ログを整理。ゲートウェイ運用クラウド FAQ本番安定導入入門と併読。

OpenClawinstall.shnpmpnpmDocker Composedoctor
OpenClaw の導入経路:スクリプト、パッケージマネージャ、コンテナ

「OpenClaw が壊れた」に見える三つの痛み

チケットは多くが現象語りです。背後には次の三パターンが重なります。

1) 経路の不一致。 スクリプト・グローバル CLI・Compose が混在すると設定やキャッシュの場所がずれ、障害時に「どれをバックアップし、どのユニットが本物か」で割れます。

2) データ契約なき版上げ。 状態を持ち越さないとクリーン化に見え、戻し方がないと非互換スキーマで痛みます。データディレクトリは移行の第一面です。

3) 切り分け階段の飛ばし。 再インストール前に、プロセスとポート、ゲートウェイ HTTP、openclaw doctor、再現ログの順を踏んでください。マウント漏れを見ずに node_modules 削除へ進むと層が隠れます。

Node・ロック/ダイジェスト・設定 tarball を記録する。

方式選択マトリクス:試用ノート、チーム標準、本番ホスト

設計レビューと障害時の両方で参照してください。OS が違ってもリスクの型は似ています。

経路向いている場面主なリスク最低限の統制
install.sh 系の整備フロー個人の初回成功、デモ、ゴールデンパスオンボーディングリリース間でスクリプトの中身が不透明に変わるURL かチェックサムで固定、標準出力をログ、設定ディレクトリをスナップショット
npm または pnpm の CLI 導入高速イテレーション、モノレポエンジニア、CI エージェントグローバルとローカル CLI の混同、Node ドリフトVolta や fnm で Node 固定、非 root のサービスユーザー、リポにロックファイル
Docker Compose スタック本番との同型、ポートとボリュームの再現ボリュームマウント誤り、イメージタグの漂流名前付きボリュームか所有権が文書化されたバインド、ダイジェスト固定

迷うなら境界明示を優先。本番と私用ユーザーを混ぜない。

install.sh:速さと、依然として必要な規律

スクリプトは手順を畳すが checksum・秘密・プロキシは自前。踏み台は profile 副作用に注意。

SHA-256 固定とログ。終了後 doctor18789 等への HTTP プローブ。

典型:権限、SSL、実行ユーザーと監視ユーザー不一致。

npm と pnpm:Node 固定、グローバル CLI の得失、権限衛生

Volta/fnm で Node 固定。pnpm はディスク、npm は学習コスト。専用ユーザーで分離。

ミラー・タイムアウトは runbook、which openclaw、doctor。グローバル禁止は安定 npx/ラッパー。

Docker Compose:ボリューム、ポート、再起動方針、資源の下限

マウント誤りと UID 不一致が主因。ボリューム文書化、.env はローテ対象。

最小公開、TLS はプロキシ、RAM 約 1.5 GiB 目安、再起動で復帰。

コンテナも同順;ヘルスは LB と整合。

切り分けコマンド例(ホストまたはコンテナ)

openclaw status
curl -sS -m 5 http://127.0.0.1:18789/health || echo "gateway probe failed"
openclaw doctor
openclaw health --json > /tmp/openclaw-health-$(date +%Y%m%d%H%M).json
openclaw logs --follow

ポートはプロキシに合わせ、順序はプロセス→HTTP→doctor→health→ログです。

アップグレード、ロールバック、切り分け順、ホスト型リモート Mac が効くとき

アップグレード前に設定・環境・トークン・高コストキャッシュを tarball、digest/ロックと併記。ステージングで doctor/health の後に載せ替え。

ロールバックは成果物復元と旧タグ再起動。スキーマ移行はノート確認。

障害は statusHTTPdoctorログ

  • npm ci 固着: 先にミラー、MTU、CPU 抑制を疑う。
  • doctor 緑でもチャネル沈黙: ブリッジとトークンへ。UI だけ信じない。
  • Compose 版上げでマウント破損: データ触る前にパスを diff。

まとめ: 三経路は速度・快適さ・再現性のトレードオフ。バックアップ、Node 固定、切り分け順が契約化されていれば失敗も静かです。

限界: スリープ端末、個人アカウント混在、無文書の手編集はパッケージ以前の支配的要因です。

SFTPMAC: ホスト型リモート Mac は常時電源・Apple ツール・SFTP/rsync 同居向き、スリープとドリフト抑制。

二日のハッカソンなら?

install.sh か副作用の少ない npm スクリプト。退場前に設定をスナップショット。

規制本番なら?

ダイジェスト固定 Compose、保管庫からのシークレット注入、名前付きボリュームの自動バックアップ。

環境変更のたび doctor?

はい。ログを無目的に追うより安いです。

ファイル同期の横で OpenClaw を安定ホストするなら、SFTPMAC のプランで基準を置いてください。