痛みの分解:証跡なき断定を避ける
痛み 1:スレッド見出しをリリースノートの代替にしない。
痛み 2:メモリだけを見て JSONL 追記負荷を無視しない。
痛み 3:チャネル停滞ですぐ強制終了しない。
痛み 4:ゲートウェイの前にリバプロを疑わない。
痛み 5:ロールバック前にスナップショットを取らない。
観測症状の束ね方(コミュニティ報告に整合)
2026.4.5 周辺の公開スレッドでは、設定が無視されたように見える、RSS がゆるやかに増える、JSONL が肥大化するとチャネルが重い、リバプロ経由の WebSocket 認証が揺れる、といった語り方が繰り返されます。これらは観測の束であり、単独で根本原因を確定させるものではありません。
設定:実際に読み込まれたパスとハッシュを確認し、4.x doctor と ゲートウェイ doctor ラダー を実行します。インストール異常は daemon 再インストール手順 に戻ります。
メモリと子プロセス:MCP stdio と再起動 を参照し、子プロセスとハンドルを観測します。
JSONL:メンテナンス窓口でローテーションし、サンプルを退避します。ホームが同期フォルダにある場合は高速ローカルへ移します。
WebSocket:TLS とヘッダ を確認し、ペアリングと版ズレ を除外します。直結とリバプロを必ず分けて試験します。
ロールバック:スナップショット手順 に沿ってユニット、環境変数、トークンを保存し、4.4.x をカナリアへ固定してから拡大判断をします。
意思決定マトリクス
| 経路 | 選ぶとき | 利点 | 注意 |
|---|---|---|---|
| 2026.4.5 のまま衛生化 | JSONL ローテと MCP 再生成で改善 | 最新修正を維持 | 監視コストが残る |
| 設定のみ固定 | doctor が改名を示す | 影響が最小 | バイナリ起因なら再燃 |
| 4.4.x へ semver 固定 | カナリアで再現性が高い | 規制系に有利 | 技術的負債 |
| スナップショット全復元 | 状態破損が疑われる | 全体を一気に戻す | ダウンタイム |
実践手順(6 ステップ)
# 証跡バンドル例(パスは環境に合わせて変更)
# date > /tmp/openclaw-incident.txt
# ps aux | grep -i openclaw >> /tmp/openclaw-incident.txt
# shasum openclaw.json >> /tmp/openclaw-incident.txt
# ls -lh ./sessions/*.jsonl >> /tmp/openclaw-incident.txt
ステップ 1:版情報とユニット、環境変数、設定ハッシュ、重要トークンを保存します。
ステップ 2:status→gateway→logs→doctor の順でログを取得します。
ステップ 3:ディスク JSON と実行時プローブを一致させ、cliBackends 類似キーを schema 例で再確認します。
ステップ 4:JSONL サイズを測り、ローテーション前後の遅延とハンドルを比較します。
ステップ 5:WebSocket は直結とリバプロで別検証し、証明書チェーンと Cookie、Authorization を確認します。
ステップ 6:証跡が揃っても再現する場合は 4.4.x をカナリア固定し、24 時間 RSS と再接続率を観測してから全展開を判断します。
指標化の要点
RSS、JSONL バイト、WebSocket 再接続、チャネル P95、semver と証明書更新を同一タイムラインに載せます。緩和策は自己証明が必要です。リモート Mac ではビルド成果物とログの同碟競合を避け、セッション出力を高速ボリュームへ寄せると再現性が上がります。
FAQ と SFTPMAC のマネージド Mac が合う理由
cliBackends 不具合は公式確定ですか?
doctor とハッシュで実効設定を示してから判断してください。
巨大 JSONL を即削除してよいですか?
バックアップとローテーションを推奨します。
WebSocket 失敗はすぐ戻しますか?
直結とリバプロの切り分けを先に実施してください。
4.4.x はいつ選びますか?
規制要件と再現性が揃い、スナップショットと手順が演習済みのときです。
まとめ:観測症状をログへ落とし、衛生化とリバプロ検証を経てから semver 固定を選びます。
限界:多様なストレージと企業プロキシでは継続調整が必要です。
対比:SFTPMACのマネージド remote Mac は、ディスクとネットワークのばらつきを抑えた検証環境を得やすく、JSONL とチャネル遅延の再現実験を素早く回せます。
スナップショットと doctor ラダー、JSONL ローテ、TLS 検証をセットで運用してください。
